児童扶養手当の審査請求書を作成しました ― 行政事件訴訟法を学んだ行政書士だからできる支援 ―
- mikan13legal
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- 2025年12月27日
- 読了時間: 3分

先日、児童扶養手当に係る不支給処分についての「審査請求書」の作成をお引き受けしました。
児童扶養手当は、ひとり親家庭の生活を支える非常に大切な制度です。
それが「不支給」や「減額」になったとき、生活に与える影響はとても大きく、「なぜ認められないのか」「本当にこの判断は正しいのか」と悩まれる方も少なくありません。
しかし実際には、この段階で法的にきちんと争うことができることをご存じない方が多いのが現状です。
審査請求書は「ただの書類」ではありません
行政に対して不服を申し立てる「審査請求」は、単なるお願い文や説明書ではなく、法律に基づいた正式な不服申立て手続です。
その中核となるのが、審査請求書=行政の判断が「違法または不当」であることを論理的に主張する書面です。
実はここに、一般の行政書士でも難しさを感じる大きな理由があります。
審査請求では、次のような視点が求められます。
行政庁の判断は「裁量の逸脱・濫用」に当たらないか
事実認定に誤りはないか
法律の解釈を誤っていないか
社会通念・比例原則・平等原則に反していないか
これらはすべて、行政事件訴訟法の考え方を土台にして組み立てられるものです。
私はロースクールで行政事件訴訟法を体系的に学んできました
私は行政書士として活動する前に、ロースクールで行政事件訴訟法を学んできました。
行政事件訴訟法とは、「国や自治体の処分が、なぜ、どこまで、どのように違法になるのか」を理論的に分析する法律です。
多くの行政実務では「役所がそう言っているから」「運用上そうなっているから」で片付けられがちですが、法律の世界では行政の判断も「裁判で争える行為」として厳しくチェックされる対象です。
私はこの視点を、審査請求書の作成にそのまま反映しています。
審査請求で重要なのは「感情」ではなく「法構造」
今回のご相談でも、依頼者の方はとても切実な状況に置かれていました。
しかし審査請求書で最も大切なのは、「かわいそうだから」ではなく「なぜこの処分が法律的におかしいのか」を明確にすることです。
私は審査請求書の中で、どの事実をどの法律の要件に当てはめ、行政の判断がどこでズレているのかを一つ一つ丁寧に構成しました。
これは、行政事件訴訟法を学んでいないと、なかなか自然にはできない作業です。
「特定行政書士」×「行政事件訴訟法」の実務力
特定行政書士は、審査請求や再調査の代理ができる資格です。
しかし、それだけでは十分ではありません。
「どう書けば行政の判断が揺らぐのか」
「どこを突けば裁量違反になるのか」
これを理解しているかどうかで、審査請求書の質は大きく変わります。
当事務所では、
形式だけ整えた書類ではなく
行政法の理論に基づいた
「勝負できる審査請求書」
の作成を目指しています。
児童扶養手当など生活に関わる行政処分でお悩みの方へ
「不支給と言われたから仕方がない」
「役所に逆らっても無駄だ」
そう思って諦める前に、一度、法律の目で処分を見直すことが大切です。
当事務所 では、児童扶養手当をはじめ、生活に直結する行政処分について、審査請求という法的な手段での支援を行っています。
「これはおかしいのでは?」と感じたとき、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの生活を守るために、行政事件訴訟法を学んだ行政書士が、法律の力で支えます。





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